
富士油圧精機株式会社

事業概要 | 産業機器製造 |
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投資時期 | 2022年 投資 |
投資類型 | 事業再生 |
背景
- 過去の過度な設備投資、多額の不良在庫、取引先に対する債権の貸倒等により、財務内容が悪化し、資金繰りが逼迫。
- 適切な粗利のコントロールが行われておらず、不採算、低採算となる製品が多数存在。
- 創業家によるマネジメントから新体制に移行する中で、明確な責任権限の設定がなされておらず、事業運営が不効率。
支援策
- 管理会計の整備により、セグメント毎、製品毎の正確な利益の把握及び見積りの精度向上により、不採算となる製品が出ない仕組みを構築。
- 営業戦略の見直しに伴う、KPI管理、主要製品の販売強化策の導入支援。
- 予算の作成による、月次での予実の管理や定量的なゴール設定によるモニタリングの強化。
- 職務権限を設定し、権限の明確化や権限移譲による、効率的な運営や適切な意思決定の仕組みを構築。
- 識学担当者の半常駐による、識学メソッドの導入支援。
効果
- 主要製品の販売増加、不採算製品の減少、不具合対応コストの減少等により、売上が大幅に増加し、利益率も大幅に上昇したことで、キャッシュフローが大幅に改善。
- 業績が大幅に伸長し、衛生設備更新等による職場環境の改善や役職員の待遇面の改善。
- 識学メソッドの導入、各種ルールの設定により、組織運営の強化やより効率的な事業運営の仕組みを構築。
投資先からの声(メッセージ)
富士油圧精機株式会社
代表取締役社長 石田桂司様
SBI新生企業投資及び識学にスポンサーとして様々なサポートを頂いたことで、経営の強化、効率的な事業運営が出来るようになり、会社が大きく進化しました。
業績も大幅に改善したことで、従業員に対しても還元が可能となり、好循環のサイクルが続いていると感じています。
今後もサポート頂いたことを活かしながら、従業員が自らの成長を実感し喜べる環境の整備、人材育成や、高い顧客満足度の実現に努めて参りたいと思います。
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