BUYOUT INVESTMENT バイアウト投資

PORTFOLIO 投資実績・事例|富士油圧精機株式会社

  1. TOP
  2. バイアウト投資
  3. 投資実績・事例|富士油圧精機株式会社
富士油圧精機株式会社
事業概要 産業機器製造
投資時期 2022年 投資
投資類型 事業再生

背景

  • 過去の過度な設備投資、多額の不良在庫、取引先に対する債権の貸倒等により、財務内容が悪化し、資金繰りが逼迫。
  • 適切な粗利のコントロールが行われておらず、不採算、低採算となる製品が多数存在。
  • 創業家によるマネジメントから新体制に移行する中で、明確な責任権限の設定がなされておらず、事業運営が不効率。

支援策

  • 管理会計の整備により、セグメント毎、製品毎の正確な利益の把握及び見積りの精度向上により、不採算となる製品が出ない仕組みを構築。
  • 営業戦略の見直しに伴う、KPI管理、主要製品の販売強化策の導入支援。
  • 予算の作成による、月次での予実の管理や定量的なゴール設定によるモニタリングの強化。
  • 職務権限を設定し、権限の明確化や権限移譲による、効率的な運営や適切な意思決定の仕組みを構築。
  • 識学担当者の半常駐による、識学メソッドの導入支援。

効果

  • 主要製品の販売増加、不採算製品の減少、不具合対応コストの減少等により、売上が大幅に増加し、利益率も大幅に上昇したことで、キャッシュフローが大幅に改善。
  • 業績が大幅に伸長し、衛生設備更新等による職場環境の改善や役職員の待遇面の改善。
  • 識学メソッドの導入、各種ルールの設定により、組織運営の強化やより効率的な事業運営の仕組みを構築。

投資先からの声(メッセージ)

富士油圧精機株式会社
代表取締役社長 石田桂司様

SBI新生企業投資及び識学にスポンサーとして様々なサポートを頂いたことで、経営の強化、効率的な事業運営が出来るようになり、会社が大きく進化しました。
業績も大幅に改善したことで、従業員に対しても還元が可能となり、好循環のサイクルが続いていると感じています。
今後もサポート頂いたことを活かしながら、従業員が自らの成長を実感し喜べる環境の整備、人材育成や、高い顧客満足度の実現に努めて参りたいと思います。

バイアウト投資事業関連ページ